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🏭 富士市 最近の動向:市長選と物価高騰対策への厳しい意見(2025年12月現在)
富士市では、現職市長の勇退に伴う市長選挙が目前に迫り、市政の大きな転換期を迎えています。また、国が検討する物価高騰対策の「おこめ券」に対して、市長が厳しい見解を示しており、独自路線の支援策が注目されています。
1. 市長選挙が告示へ:新体制への移行
富士市では、現職の小長井義正市長の勇退に伴い、新しい市長を決める選挙が、12月14日告示、21日投開票の日程で実施されます。
- 選挙の構図: 今回は現職が立候補しないため、新人候補者4名による激しい選挙戦が繰り広げられる見込みです。候補者たちは、それぞれ異なるバックグラウンド(元市議、元民間企業勤務、元中学校教諭など)を持ち、世代・ジェンダーも多様な顔ぶれとなっています。
- 主な争点: 政策論争の主な軸は、「産業基盤の強化による税収増と医療・福祉の充実」、「シティプロモーションと多様性を取り入れた行政変革」、「誰も取り残さない福祉施策」、「教育環境への投資とソフトパワーの活用」など、多岐にわたります。
- 今後の市政: 市民は、製紙業などの地場産業の未来、救急医療の持続性、防災対策、若者のキャリア支援など、市政の重要課題に対して、どの候補者が最も適したビジョンを持っているかを判断することになります。
2. 物価高騰対策への意見:国策への明確な疑問符
富士市の小長井市長は、国の食料品価格高騰対策として検討されている「おこめ券」について、会見で強い否定的な意見を表明しました。この点は、近隣の富士宮市長と同様、自治体トップとして国策に独自の視点を投げかけている点で注目されています。
- 市長の批判の要点: 小長井市長は、「おこめ券」は経費率が高い上に、真の物価高騰対策ではないとし、「物価高騰対策ならば、米価を下げるための対策を本来は国がするべきで、『おこめ券』を配布することではない」と、国の施策に疑問を呈しました。
- 市独自の対策: 富士市は、「おこめ券」の配布は行わないことを明言しており、代わりに経費を抑えつつ、市民の生活支援に効果的で迅速に実施できる他の支援策を検討している段階です。この方針は、市民が本当に必要とする支援を、より効率的に届けることを目指しています。
- 企業の支援: また、企業活動への支援として、中小企業等を対象とした「エネルギー高騰対策SDGsものづくり高度化事業補助金」の申請受付を継続しており、物価高騰の波に立ち向かう地元企業の経営安定化を図っています。
3. 市民生活・地域活動に関する情報
- 新病院の計画: 富士市立中央病院の新病院の基本計画案が、審議会で「おおむね適正」との評価を受けました。これは、将来的な地域医療提供体制の維持・強化に向けた重要な一歩となります。
- 防災と地域学習: まちあるきを通じて防災知識を学ぶ体験型講座が静岡理工科大学などにより実施され、市民の防災意識向上に貢献しています。
- 旧施設の利活用: 今年3月末に閉園した市立浜保育園の跡地利活用について、本年度中に住民との意見交換の場が設けられる予定であり、地域コミュニティのニーズに合った活用方法が模索されています。
- イベントと文化: 12月に入り、富士市の年末の風物詩である富士山女子駅伝の開催が迫っており、地域全体で盛り上がりを見せています。また、田子の浦港では、冬の港を彩る幻想的なイルミネーションの点灯式が行われ、市民や観光客に憩いの場を提供しています。
4. 12月の主要なイベント情報
- FUJIYAMA DAYS(フード・イルミネーション): 12月13日・14日には、富士市中央公園で、世界のグルメを堪能できるキッチンカーが集まるイベント「FUJIYAMA DAYS」が開催されています。夜はライトアップされ、クリスマスシーズンを彩ります。
- 田子の浦港イルミネーション: 港周辺を青いバラや海のモチーフの光が彩るイルミネーションが点灯しています。
富士市は現在、市長交代という大きな政治的な節目にありながら、独自の物価高騰対策や、地域医療・防災といった市民生活に直結する課題への対応も進めています。